全日本少年サッカー大会②

 10月18日(土)、19日(日)に全日本少年サッカー大会青森県大会がスポーツ公園サッカー場で行われた。青森FCは県のリーグ戦が1部のため、3回戦からの登場となった。18日(土)は1試合のみ。19日(日)がラウンド16とラウンド8の2試合である。苦しみながらも勝ち進んだ。いよいよ11月2日(土)、3日(日)が準決勝、決勝である。                    6年生の保護者の方が、数年前から試合をビデオ撮影してくれている。その撮り方が非常にすばらしく、試合後の分析に役立っている。本当にありがたいことである。最初は自分の子どもの記録として撮影していたものが、今ではチームの分析のための撮影となっている。喜びを爆発させたいときにも冷静に撮影するのはむずかしい。私なんかは、ビデオで空を撮影してしまったこともある。大きな声が入ったこともある。試合の後の分析にも役立つが、選手にとっても非常に有効だ。終わった試合の反省の材料にもなるが、次の試合のプレーの幅を広げるのに有益だ。プレーの瞬間は、正しい判断だと思っていても、ビデオを見返すと、また違った発想やプレーのイメージが浮かんでくる。また、ボールを持っている選手ばかりでなく、全員の関わり方にも気付くことになる。育成年代は個のプレーにばかり目が行くが、サッカーは、やはり8vs8,11vs11のスポーツである。やはりチームプレーの判断、イメージが大切である。守備は組織的に守れるが、攻撃を組織的に行うことは、育成年代は難しい。点を取りたいという自分と、この状況ではアシストで点を演出するもう一つの自分との葛藤をなくすのは、まだまだ若い人には難しいだろう。それも一瞬の判断で行うのはなかなかできない。      ここのところが、長年サッカーを指導していて一番難しいところだ。サッカーと性格、いや人間性との関わりか・・・