4月20日に行われたリーグ戦は、前半0-0と善戦しましたが、後半、守りの疲れから、一瞬のスキをつかれ失点してしまいました。その後も失点が続き3失点しましたが、試合前に約束していた、「点をどれだけ奪われても闘うことを忘れない」という約束を守ってくれ、1点を返したことは、彼らの誇りになったはずです。 サッカーとは不思議なもので、個人で攻めるだけでは得点の入りにくいスポーツです。子どもたちは、まだまだ経験が少ないため、チームで得点を奪うことの重要性がまだわかりません。年代が進むにつれ、選手間の連動やチームとしての闘い方や得点へのデザインが必要となってくるのです。そのための下地として、心のチームワークが必要です。『みんなで、こう攻めよう』『みんなでこう守ろう』といった気持ちをひとつにすることです。 今回の試合では、練習試合の結果を受け、「守備」についてチームで約束をしました。①相手のスピードを止めること。②後ろの味方が守りやすいようにすること。奪うことが最終目標ですが、そのための手段として必要なことを示しました。そして「攻撃」は、ダイレクトを含めた、展開の速さや守備の包囲網できる前にボールを動かすことをアドバイスしました。 『観て判断する』ことが、体格やスピードの差、学年、年齢の差を跳ね返すカギになります。『見ないでもサッカーはできます。でもそれじゃダメなんです。』