超えられない壁

 青森FCは全日本少年サッカー大会やバーモントカップなど全国大会に何度も出場しています。東北大会での優勝もあります。今回のバーモントカップでも、東北勢で唯一BEST16に入りました。全日本少年サッカー大会でもBEST 16にも入りましたが、その上のBEST8は、まだ一度も経験していません。BEST8に残るチームを見ると、どうしてもサッカー人口の多い地域に集中します。それだけチーム数も多い地区となります。全国大会に初出場した平成19年当時は、予選リーグは全国の地域レベルを考慮したグループとなり、必ず全国トップレベルのチームが含まれ、なかなか予選突破はできませんでした。その頃からベスト16を目標に、東北や関東への遠征を始めました。今思えば、クーラーのないマイクロバスでの茨城や千葉、埼玉への遠征は楽しい思い出です。その甲斐あって、現ジェフユナイテッド千葉の高橋壱晟君が出場した全国大会で初のベスト16に入りました。その後もベスト16に何度か進みますが、ベスト8の壁を超えてはいません。ベスト8以上の成績のためには、フィジカルとパワー以上にテクニックと俊敏さがより必要だと痛感しております。アジリティーとクイックネスを習得するためには、幼少の頃から鬼ごっこなどサッカーにとらわれない全身運動が必要と感じています。ひとつのスポーツだけでは、やはり限定した動きに限られてしまいます。また『サッカー脳』つまり『サッカーIQ』の高さも必要となります。そのためには、選手自身が考えることが重要です。ベスト8、ベスト4以上のチームは、自分、相手、味方、ゴール、スペース、全てを俯瞰できる力を持っています。壁を超えるには、壁を超えたところにいるチームとの試合が欠かせません。当然、遠征費なと保護者の方にはご負担をお掛けすることになりますが、できるだけ経費を抑えるために公営の施設やユースホステルなどを利用したり、マイクロバスやフェリーなどを利用しています。今年の夏も、ジュニア、ジュニアユースの各カテゴリーも沢山の経験をさせてもらいました。あらためてお礼申し上げます。また、OBである、ベガルタ仙台ユースの渡邊航聖君も全国大会で活躍し、MIPを受賞しました。またトップチームにも登録もしております。青森FCの後輩のために頑張っている高橋壱晟君、渡邊航聖君の応援宜しくお願いいたします。